漢方生活のススメ~中医師の妻の日記

漢方生活でいつも元気に。

気とは体のエネルギー

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気は体をぐるぐる流れるエネルギー

東洋医学を語る時に、『気』のことをまずご理解していただくのが良いと思います。気とは、もちろん気持ちのことも含まれますが、東洋医学ではとても大切なことです。気はエネルギーのことです。気は全ての生きている人間の周りを巡っています。気がなければ、内臓も働きませんし、気持ちも憂鬱になるでしょう。気が完全に巡らない、止まる=死を意味します。中国では自分で自分の気を巡らせることを考えます。家にこもらないで、散歩するだけでも随分と違います。外の空気を吸うこと、人に会って楽しく会話をすること、食事をすること、それだけでも随分と気がアップします。気は心身の活動のために必要なんです。じっとしていること、静かにしていること、少食にすることだけが良いのではなく、今の自分に必要なことは何かを無意識に考える生活が良いのです。気が巡らないと(気滞)気が足りないこと(気虚)は病気の原因になります。偶然夫が後であげるYouTubeでこのことについて語っていますが、気はみなさんの健康を大きく左右させることの1つであるということをお話ししています。気の流れをよくするために、強くするために、気功があります。体の弱い人は気功を学ばれると良いと思います。また鍼灸や漢方で気の流れをよくすることができるのですが、鍼を打った途端に流れがよくなる場合が多いです。私も何度も経験がありますが、打った途端にジーンと感じるものがあり、ちょっと痒いような不思議な感覚で体を順番に流れているのがわかります。気について何回か書いていこうと思います。

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