漢方生活のススメ~中医師の妻の日記

漢方生活でいつも元気に。

人の感情が自身の健康に与える影響

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クヨクヨしないで、腹をたて過ぎないで、思い悩み過ぎず、いつも微笑んでいられるといられるといいですね。

人の感情が自身の健康に与える影響
東洋医学では人の心と体は繋がっていて影響があるという考え方『心身一如』と言います。心の不調が体の症状に影響したり、体の症状が心の不調を招くことは、わかるような気がしてもらえると思います。、体の不調が治りにくい要因として、『内因』というのがあるのですが、これは人の感情なのです。怒、喜、思、憂、悲、恐、驚 この7つの感情です。この7つの感情が過剰になると、この感情に対応する臓器が不調になるのです。びっくりですよね。例えば怒りは肝、悲しみは肺などです。私の周りにもこの影響がでていた方がいました。ご主人が浮気して、怒りがおさまらず『肝臓ガン』、悲しいことが続いて自分も『肺がん』になってしまった方がいました。偶然かもしれませんがこのように過剰な感情が湧いたら気をつけた方がよいでしょう。怒りや悲しみはわかるけど、喜び!と思われますよね。そうなんです。喜びすぎも人の内臓に影響を及ぼすのです。喜びすぎて感情が昂りすぎると疲れたり、笑いすぎるとそのあとドッと疲れたりすることもあると思います。驚きすぎて一晩で髪の毛に白髪がどっと増えるとか、悩みすぎて病気になることもあります。日本人は普段自分の感情が健康につながると意識していないのですが。これは大切なことだとわたしは思います。あまり深く悩まず、くよくよしないで、人に腹を立ちすぎず、喜んでも自分を忘れず、いつも微笑みが湧いてくる、それくらいが良いのかもしれません。 何事も過ぎないことを意識しておいた方が良いそうです。 

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