デスクワーク中のツラい「冷え性」を改善したいなら〇〇のお茶がオススメ!
「デスクワーク中に足が冷えて辛い。。。」
11月に入り、このようなお悩みを抱えている方も増えてきたのではないでしょうか?
そんな皆様におすすめしたい食品は「シナモン(桂皮)」です!
「いや、それって漢方なの...?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、シナモンはれっきとした漢方なんです。
冬はシナモンがおすすめ!(桂皮)
肉桂の樹皮で香りが良くて、果物やケーキや紅茶などに良く使われますね!
体の冷えを取り除き、血のめぐりをよくしてくれるのです。
冷えは"万病の元"ですので、備えたいものです。生姜もそうですが
体をぽかぽかにしてくれます。
また強力な抗酸化物質で体の不要な炎症反応にもよいそうです。
コレステロールを下げたり、血圧を下げたり、いいことばかり。。
ミルクティーにサッサとパウダーでも入れて飲みたくなる季節ですので
色々ご利用してみてくださいね。
八つ橋とかニッキ飴のニッキは肉桂の根っこです。
皮のシナモンの方が一般的だと思いますが、ニッキの方が香りが断然強くて
効くうう!
って感じですね。
シナモンきかせたアップルパイとチャイのお茶がしたいなあ。
ぜひこの季節におすすめのシナモン、お試しされてはいかがでしょうか?
アトピー性皮膚炎と漢方・鍼灸治療治療
アトピー性皮膚炎
私たちは、アトピー性皮膚炎がいかに治療が難しいか
本当によく知っています。なぜなら長男が生まれてすぐ発症して
重症だったからです。生後2ヶ月から両頬がただれて、今でも真っ赤な顔して
無邪気に私の顔見て笑う彼の写真を見ると、胸が詰まります。
そしてこれが今の彼。色々主人が試しましたが、主人が彼の体を熟知しているので鍼灸治療を頻繁に行い、漢方薬「柴胡清肝湯」を飲んでいます。長男が言うにはある方にシャワーヘッドを変えてみたらいいよとアドバイスいただいて、
それもすごい効果があると思うとのことです。それと、現在彼が努力していることは素食です。食事も腹8分目で朝は納豆でたまにヨーグルト、昼はコーヒー飲むくらいで夜はしっかり食べています。現代人は食べ過ぎなのでしょうね。
アトピーは本当に辛いです。痒みは痛みより辛いとも言うほどで、早く日本で
早くこのような漢方治療が日本でも普通にできるようになってほしい。
胃腸の弱い人に鮒のスープ
夫が大腸のポリープを切除するために、数日食事が取れない日がありました。お粥や消化のよいものをしばらく取るようにと言われたので、魚のスープが飲みたいと。普段は断然肉のスープが多いので、悩んだのですが、「鮒(ふな)」のスープを作ることにしました。鮒は胃腸に良く胃腸の冷えやすい人に飲まれるようです。食事の後に食べたものが降りていかな感じがするとか、また気力や血を増してくれる、病後の養生スープです。また産後の乳汁不足にも良いそうです。作るのは簡単、生姜とネギで煮込むだけ、鮒は骨が多いので、スープが完成後は一旦出して骨を手で取ってスープに戻すとよいです。味付けは醤油を少し垂らして薄味でも美味しかったです。ぜひお試しください。ちなみに鮒がうちに届いた時には生きていて、ちょっと大変だったー!
漢方的秋の養生方法
秋の養生法
古典医学書「黄帝内径(コウテイダイケイ)」には四季の過ごし方が書いてあります。秋の過ごし方を紹介いたしましょう。
秋は万物が成熟して、実を結び収穫の季節です。天の気が涼しくなり、風が強く急となり、体も冷えてきますね。秋は「収」を思い浮かべてみてください。外に出すのではなく、『収』です。
秋は鶏のように日が暮れれば眠り、夜明けと共に起きる。
精神もあれこれ考えないで、過度な過激な運動を避ける。
夏の間は毛穴が開いて、皮膚呼吸が盛んに行われるが、秋になると毛穴が閉まって
皮膚呼吸が減少する。そうなると影響を受けるのは鼻粘膜や気管支や肺が痛みやすい。肩、背中を気をつけて冷えないようにしましょう。油断をすると、喉が乾燥してたり、痰が出やすくなって、悪寒がして熱が出たり下がったり。。。
朝起きたら深呼吸を10回くらい、ゆっくり。
食べ物は辛いもの、唐辛子、山椒、わさび、ニンニク、ネギ、玉ねぎ、大根
梨や銀杏(大人は6−10、子供は1−3個まで)がよいです。
梨や銀杏はちょうど今食べ頃ですね。自然界は必要な時に必要なものを準備してくれる私たちの健康の強い味方なんですよね。
人の感情が自身の健康に与える影響
人の感情が自身の健康に与える影響
東洋医学では人の心と体は繋がっていて影響があるという考え方『心身一如』と言います。心の不調が体の症状に影響したり、体の症状が心の不調を招くことは、わかるような気がしてもらえると思います。、体の不調が治りにくい要因として、『内因』というのがあるのですが、これは人の感情なのです。怒、喜、思、憂、悲、恐、驚 この7つの感情です。この7つの感情が過剰になると、この感情に対応する臓器が不調になるのです。びっくりですよね。例えば怒りは肝、悲しみは肺などです。私の周りにもこの影響がでていた方がいました。ご主人が浮気して、怒りがおさまらず『肝臓ガン』、悲しいことが続いて自分も『肺がん』になってしまった方がいました。偶然かもしれませんがこのように過剰な感情が湧いたら気をつけた方がよいでしょう。怒りや悲しみはわかるけど、喜び!と思われますよね。そうなんです。喜びすぎも人の内臓に影響を及ぼすのです。喜びすぎて感情が昂りすぎると疲れたり、笑いすぎるとそのあとドッと疲れたりすることもあると思います。驚きすぎて一晩で髪の毛に白髪がどっと増えるとか、悩みすぎて病気になることもあります。日本人は普段自分の感情が健康につながると意識していないのですが。これは大切なことだとわたしは思います。あまり深く悩まず、くよくよしないで、人に腹を立ちすぎず、喜んでも自分を忘れず、いつも微笑みが湧いてくる、それくらいが良いのかもしれません。 何事も過ぎないことを意識しておいた方が良いそうです。
陽の気、陰の気とはいったい何?
世の中のことは、全てに陰陽があります。
陽:天、火、昼、春と夏、男性、表面、上部、熱、軽い、浮上、乾燥、興奮、辛い
陰:地、水、夜、秋と冬、女性、内面、下部、寒、重い、沈下、湿潤、抑制、苦い
などなど、わかりやすいですかね。
東洋医学では人の体の『陰陽のバランス』を整えます。どちらかが強すぎても
調子が悪くなるからです。
太陽が昇り、陽を浴びると陽の気が多くなり、活動的になります。そして夜は暗くなり涼しくなり、陰の気が多くなるので体を休めて寝ようと、眠気が起きます。
だから陰の気が不足すると不眠症になるのです。1日のサイクルで陰陽の気のバランスがよく整っていると、日中は元気に活動して、夜はぐっすり眠れるということです。
私は夜は暗くしないと眠れません。静かでないと眠れません。朝は時計がなくても
陽が昇ると自然と目が覚めます。これが健康的ということです。
中国では季節の変わり目である『夏至』『冬至』には特に体に気をつけます。
中医師に体を診てもらって、漢方で予防するとか、あん摩やかっさをやるとか
自分で予防します。食べるものにも気を使い、冷たい飲み物とか飲みません。
食養生についても、いずれお話したいと思います。
ここでお伝えしたいのは、気には陰陽があって、
それのバランスをとれてこそ、元気を保てるということです。